予選での事故によるマシンの大破や選手の怪我・欠場など、チーム長野は幾多の試練に見舞われながら満身創痍で迎えた鈴鹿8耐の決勝です。現地で予選から応援を続けた当社社員達、加えてテレビやインターネット中継を食い入る様に見守った社員、SNSでの速報を気にし続けた社員も多かった様です。
多くのファンの方、各スポンサーの皆様、そして当社社員達が見守る中、期待と声援を乗せてチーム長野は懸命に走りましたが、残念ながら目標としていた完走には至らず、前回大会の「忘れ物」を持ち帰ることは出来ませんでした。

決勝は今回で30回目の出場という鈴鹿8耐で史上最多となる東村選手がスタートライダーでした。
真夏の炎天下の中、岡村選手と交代をしながら着々と順位を上げていき、期待も高まりつつあったレース終盤に差し掛かろうとする16時30分頃、岡村選手がアクシデントにより転倒！
幸いにも岡村選手は軽傷だったものの、マシンが大破・走行不能になってしまったためピットインせざるを得ない状況に陥りました。
チーム一丸となり懸命に修理作業を続けますが中々走り出せず、レース復帰が危ぶまれる大会終了目前の19時ごろでした。

なんとマシンは再び走り出しました！修理開始から約2時間 「あきらめる事無く、何度でも挑戦をする。」 チーム長野はこの言葉を見事に体現してくれました。

会場にチーム長野復活のアナウンスが流れ、応援席全体がチーム長野を応援する白いペンライトと暖かい声援につつまれながら、今夏の挑戦は幕を下ろしました。

非常に悔しい結果とはなりましたが、チーム長野の「あきらめる事無く、何度でも挑戦をする。」その姿は、多くの人々に感動を与えました。

8耐完走という高い目標への道のりは非常に険しい道ではありますが、来年の挑戦と熱い夏を期待して観戦報告とします。

最後になりますが、櫻山選手、くれぐれもお大事になさってください！岡村選手、最後の1周はもらい泣きしそうでした！東村選手、さすがの走りでした！

チーム長野の皆さん！本当にお疲れ様でした！！

「チーム長野」公式HP
http://rp-nagano.com/