TOTEC BENEFIT PRESS トーテックグループの福利厚生に関する活動報告

• 開催日2023年10月28日（土）～29日（日）
• 開催場所鈴鹿サーキット（三重県）

【タイヤのひなたぼっこ】
ピット裏を歩き始めて、まず驚いたのは膨大な数のタイヤが「ひなたぼっこ」をしていることです。
近くにいたチームのスタッフに声をかけさせて頂いて質問すると、ここにある全てが今回のレースで使用する可能性があるタイヤ達とのことでした。
機材搬送用トラックの上に置いているチームもあり、大変面白い光景でした。
ちなみにタイヤの管理をする役割の人たちは、チームの中で「タイヤマン（※）」と 呼ばれているそうで、体格の良い人が多くいらっしゃいました。※NHKの100カメでも紹介されていたので、ご存知の方も多いと思います。

【タイヤ交換作業】
SFはレース中にマシンのタイヤ交換が行われます。決勝レースはもちろんの事、10～7分という短い時間で競い合う予選でも交換する場合があります。
SFのタイヤ交換作業を間近で観てその作業の速さに驚きました。「タイヤを外す」「新しいタイヤと入れ替え」「ボルトを確実に締める」という一連の作業を4秒前後で完了させます。まさに電光石火の神業です。

【タイヤサービスの前線基地】
タイヤは、ホイールという金属製の車輪に組み込まれていますが、SFレースではその組み込み作業はいずれのチームにも属さない「サービス隊」 と呼ばれる方々がレース開始に備え事前に行っているそうです。
ピットのすぐ側にその作業スペースを発見することができました。SFレースに出場している全チーム、全台数のマシンのタイヤを準備するので 大変な作業量だと思われます。
レースが始まるまでの限られた時間の中で、命に係わるタイヤを正確に組付ける作業現場は緊張感が伝わってきます。そこは、紛れもなくSFレースの最前線基地でした。

【SFのレース観戦を終えて】
今回は、趣向を変え「タイヤ」に焦点を当ててレース観戦をしてみました。少し特殊な観戦になりましたが新たな発見もあり知識の幅を広げることが できて大変有意義でした。

また、シーズンエンドセレモニーでは今年就任されたJRPの近藤真彦会長が ご登壇され、今シーズンの来場者数が増えたことに大変喜んでおられました。
サーキットに来てくれたお客様や、協賛企業に対し感謝のお言葉を丁寧に 述べられたことが大変印象的で心に染みました。

近藤会長のお言葉を聞き、今シーズンパートナー契約を締結した我がTOTECグループも全日本スーパーフォーミュラ選手権を支えたメンバーの一員であることを実感することができ大変誇らしく思いました。
自動車部の活動も、もっとモータースポーツ色を出していき「楽しむ」だけ ではなく、メンバーみんなで「感動」と「達成感」を味わえるような活動に 取り組んでいきたいと思いました。