Exam Success 資格合格体験記
Achievement story
システムアーキテクト試験 合格体験記 【前編】
エンジニアリング事業部 H.S.
エンジニアリング事業のH.S.です。
2002年から現在まで組込みソフトの開発に従事しています。
この度、「情報処理技術者試験」の令和6年春試験における「システムアーキテクト試験」に合格しました。
私は18年ぶりの受験で、試行錯誤したことが数多くありました。
それを文章にして残したいと思いましたので、合格体験記としてお届けします。
受検のきっかけ
情報処理技術者試験の内、私は2004年に「基本情報技術者試験」、2005年に「ソフトウェア開発技術者試験」に合格しています。
2006年に午前免除で「アプリケーションエンジニア試験」を受けたのですが、論述式試験でD判定を取ってしまい不合格でした。
それ以来、情報処理技術者試験は受けていませんでした。
しかしながら「ソフトウェア開発技術者試験」の範囲が拡大し「応用情報技術者試験」に刷新されたこともあり、新たに自身のスキルを客観的に示す根拠が欲しくなりました。
2006年のアプリケーションエンジニア試験では、論述式試験以外は合格していたため、「TBC研修で文書作成能力を鍛えた今なら合格できるだろう」と考え、システムアーキテクト試験を受けることを決心しました。
参考情報 ②
本画像は本文内容を説明するための引用です。
画像引用元:別紙4<図8 新試験と現行試験の体系図> | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 (https://www.ipa.go.jp/)
勉強の方法
18年前とはライフステージが変わったため、学習環境はガラリと変わりました。
幸運にも子どもを授かったため、未就学児である息子が起きている時間は自宅で勉強をすることができないのです。
まとまった勉強時間を確保しにくいため、試験前年である令和5年7月から少しずつ勉強することにしました。
システムアーキテクト試験には、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験とは違い、体系的に試験範囲を学べるような参考書はありません。
よって、過去問題を中心に勉強することにしました。
昼休みは参考書を読むことしかしていません。
令和5年中で2冊を一通り読み終わり、基礎知識を身につけ、年が明け令和6年入ってからは同じ参考書を使い具体的な試験対策を始めました。
結果的にこのやり方は正解でした。
18年前の試験勉強で学んだ知識は既に枯れた技術であり、最新技術のキャッチアップは大事な工程だったと認識できたからです。
具体的な試験対策
午前Ⅰ(多肢選択式)
高度情報処理技術者試験の午前Ⅰは、過去問の比率も50%前後と言われています。
合格点が60点ですので、過去問を完璧にこなせれば合格ラインまで、あと少しです。
午前Ⅰの問題範囲は応用情報技術者試験の午前と同じであるため、応用情報技術者試験の過去問をこなすことが、効率の良い勉強方法だと思います。
試験では過去問の変化球もでてくるので、丸暗記ではなく、理解して覚えることが重要です。
午後Ⅱ(多肢選択式)
問題範囲の大部分は応用情報技術者試験の午前と同じですが、システムアーキテクト試験固有の問題範囲もあります。
応用情報技術者試験、プロジェクトマネージャー試験のような人気試験とは違い、システムアーキテクトには試験対策WEBアプリがあまりなかったです。そのため、活用したアプリの解説が少なかったので、分からないところはGoogleで調べて勉強し、10年分の過去問から30分で90点近く取れるまでひたすら解きました。
午後Ⅰ(記述式)
「午後Ⅰが難関」という受験者も多いようですが、私は昼休みにコツコツ参考書の過去問を一通り頭の中で解いた程度です。
特に苦手意識も不安もなかったので有効な勉強方法は分かりませんが、文章の読解力と基礎知識があれば過去問を解くくらいで良いと思います。
午後Ⅱ(論述式)
私には午後Ⅱが難関でした。
私は時間をかけて文書を作成するのは得意ですが、限られた時間内に書ききるという訓練をしたことがありません。
しかも試験は手書きなので、文章の順番を入れ替えて推敲することができないのです。
日頃の業務では手書きでの文書作成はありませんので、訓練が必要です。
(注)2026年度より実施方式がペーパー方式からCBT方式へ移行予定 (詳細は参考情報 ③ を参照)
前述の通り、18年前のアプリケーションエンジニア試験では午後Ⅱで不合格でしたので、今回は午後Ⅱを重点的に勉強するつもりだったのですが、午前Ⅰ、午前Ⅱの勉強が想像以上に大変で、あまり時間が取れませんでした。
まずは参考書のサンプル論文を読みつつ、論述式試験の攻略方法を勉強しました。
論述式試験の評価方法は下記の通りです。
設問で要求した項目の充足度、論述の具体性、内容の妥当性、論理の一貫性、見識に基づく主張、洞察力・行動力、独創性・先見性、表現力・文章作成能力などを評価の視点として、論述の内容を評価します。
上記の評価方法に記載はないのですが「問題文の趣旨の沿った回答をすることが重要」と採点講評にはありました。
問題文に記載の一例がまさに採点者の知りたいことなので、それに合うように設問に答えることが重要です。
論述式試験の攻略方法を学んだ後は、1月中に時間無制限で手書きで2本、2~4月で時間内に手書きで5本、合計7本の論文を書いて試験に臨もうと考えていました。
しかしながら、結果としては手書きで3本、PCで1本を書いただけの状態で試験に臨むことになりました。
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